お墓参り

お墓参りに必要な持ち物7選!今さら聞けないお墓参りのマナーも解説

お墓参りの持ち物って何が必要ですか?

そんなお悩みを解決する記事を用意しました。

この記事を読めばお墓参りに何を持っていけばいいか分かりますよ!

久々のお墓参りで何を持っていけばいいか分からないという方は是非参考にしてください。また記事後半では、今さら聞けないお墓参りの流れやマナー、お墓参りでやってはいけないことについても紹介するので、合わせて読んでいってくださいね。

 

お墓参りに必要な持ち物7選

では早速、お墓参りに必要な持ち物を紹介します。

下記の7つです。

 

お墓参りに必要な持ち物7選

  1. お線香・ライター
  2. お花
  3. ろうそく
  4. お水
  5. お供え物・半紙
  6. 数珠
  7. 掃除道具

上記の持ち物をチェックリストにして忘れずに持参するようにしましょう。

順番に必要な理由について解説していきますね。

 

① お線香・ライター

お線香の香りは仏様やご先祖様のご飯であると、一説では考えられています。

またお線香の香りは心身を清めるとも言われています。

そのためお墓参りにお線香は必需品であり、火をつけるライターやマッチなどと一緒に持参しましょう。

 

② お花

お花はお先祖様やお参りする人の心を安らかにします。

お墓参りや仏壇用のお花は「仏花」と言われていて、お花屋さんやスーパーなどで売られています。

お墓参りの花の選び方は下記記事で詳しく解説しているので合わせてチェックしてみてください。

 

③ ろうそく

ろうそく立てがあるお墓の場合は、ろうそくも持参しましょう。

ろうそくは煩悩を打ち消す光の象徴としてお供えするものだからです。

また、ろうそくには不浄なものを祓ったり(はらったり)、ご先祖様にお墓参りに来たことを伝える役割があります。

そのため、ろうそく立てがある場合はろうそくを持参して、ろうそくでお線香に火をつけるようにしましょう。

 

④ お水

お水はお参りする人の心を清めるという意味があります。またご先祖様の食べ物はお線香の香りとお水と言われています。

そのため綺麗で新鮮なお水を持参するようにしましょう。お水は水鉢(お墓に水を入れるくぼみ)か、水鉢がなければ湯呑にお供えをします。

またお水はお墓掃除用としても使いますが、墓地に水汲み場と手桶と柄杓があれば、掃除用のお水はそちらを使用して問題ありません。

 

⑤ お供え物・半紙

食べ物のお供えは自身が生かされている事に対する感謝の意味が込められています。

そのためお供えする食べ物は、故人が好きだったものが良いでしょう。それ以外にも、季節の果物や、お供え用に売っているお菓子なども良いです。

お供え物はお墓の上にじかに置くのは良くないとされています。そのため下に敷く半紙も持参するようにしましょう。

霊園によってはお供え物の食べ物は持ち帰るようにルールが定められている所もあります。

 

⑥ 数珠

数珠は仏教徒のシンボルと言われていて、ご先祖様の功徳を何倍にもする力があると言われています。そのためお墓参りには手に数珠をかけて合掌することで、ご先祖様のよりよい供養ができるとされています。

数珠は必需品ではないですが、持っている方は持参するようにしましょう。

 

⑦ 掃除道具

後で説明しますが、お墓参りはお墓掃除からスタートします。

そのためお墓掃除の道具を持参しましょう。

具体的には下記のものが挙げられます。

  • 柔らかいスポンジ
  • 柔らかいタワシ
  • 新品の雑巾・タオル
  • ほうき・ちりとり
  • ゴミ袋
  • 軍手
  • バケツ
  • 手桶・柄杓

手桶や柄杓は墓地や霊園で貸し出しているところもあるのでそちらを使用しましょう。

 

【あると便利なお墓参り用グッズ】

お墓参りの必需品ではないですが、あれば便利なグッズもしますね

歯ブラシ:細かい部分の掃除をするときに便利です

新聞紙:お線香がしけっていて火がつかないときに焚き付けとして使えます

蚊取り線香:夏場は蚊が多いです。蚊取り線香があれば安心です

虫よけスプレー:夏場は蚊などの虫対策に体にかけておきましょう

枝切りハサミ:植木がある場合に便利です

 

今さら聞けない!お墓参りの基本の流れ

お墓参りの持ち物が分かったところで、お墓参りの基本の流れを見ていきましょう。

お墓参りの基本の流れは下記の通りです。

 

お墓参りの基本の流れ

① お墓に行く前に本堂にお参りをする (寺院墓地の場合)

② お墓の掃除をする

③ ろうそくに火を灯す (ろうそく立てがある場合)

④ お線香に火をつけて線香立てに供える

⑤ 花立の水を代えて、お花を供える

⑥ 水鉢に綺麗な水を入れる or 湯呑に水を入れる

⑦ 墓石に水をかける

⑧ お供えをする

⑨ お墓の前で合掌をして、ご先祖様に冥福をお祈りする

⑩ 後片付け (食べ物のお供えものは持ち帰る)

 

お墓掃除の流れ・やり方

前述した通り、お墓参りの始まりは掃除からです。そこでお墓掃除の流れ・やり方について紹介します。

 

① 雑草や落ち葉の掃除

まずはお墓周りの雑草や落ち葉の掃除から始めましょう。

軍手で雑草の草むしりをしていきます。またお墓周りに落ち葉や葉っぱ、ゴミが落ちていればほうきとチリトリで掃除します。

植木がある場合には大きくなり過ぎないように枝切りなどをする必要もあります。

 

② 玉砂利を洗う

お墓周りに玉砂利が敷いてある場合、玉砂利が土に沈んでしまって汚く見えることがあります。

その場合はシャベル等で玉砂利を掘り起こして、目の粗いザルに入れて洗いましょう。そして水で洗ってから敷き直していきます。

 

③ 墓石を磨く

墓石に水をかけてスポンジや柔らかいタオルや新品の雑巾で磨いていきます。文字彫刻の部分は角が欠けやすいので優しく磨きましょう。細かい部分の掃除は歯ブラシを使うと便利です。

磨き終わったらキレイなタオルで水を拭き取って完了です。

※頑固な汚れがある場合は石材専用の洗剤を使って洗うか、墓石クリーニング業者に依頼しましょう。

 

お墓参りでやってはいけない6つのタブー

ここからはお墓参りでやってはいけないことについて紹介します。

まとめると下記の6つです。

 

お墓参りでやってはいけない6つのタブー

① 火を口で吹き消さない

② 食べ物のお供え物は持ち帰る

③ タブーとされるお供え物に気をつける

④ 火は消して帰る

⑤ お酒を墓石にかけない

⑥ 霊園や墓地のルールを守る

 

① 火を口で吹き消さない

お線香やろうそくの火を消すときは、息で吹きかけて消すのはマナー違反とされています。

仏教では口から出た息は穢れた(けがれた)ものと考えられているからです。

そのため仏様に息がかかるのを防ぐために、お線香やろうそくは基本的に手で扇いで消すか、振って消します。

 

② 食べ物のお供え物は持ち帰る

食べ物のお供え物は持ち帰るか、その場で食べるようにしましょう。

カラスなどの動物に荒らされてしまうからです。また食べ物が腐ってお墓が汚れてしまう可能性もあります。

 

③ タブーとされるお供え物に気をつける

仏教では肉や魚のお供え物はタブーとされています。「殺生」をイメージさせてしまうからです。宗派によっても考え方が違いますが、よく分からない場合は避けたほうがいいでしょう。

またお花もトゲや毒のある花はお供えしては良くないとされています。トゲは殺生をイメージさせて、毒をお供えする意味になるからです。

また香りが強い花も周辺のお墓に迷惑がかかるので避けましょう。

 

④ 火は消して帰る

ろうそくの火は必ず消して帰りましょう。火災の原因になる可能性があるからです。

お線香は放置しておいて問題ないですが、霊園の規則によっては火を消して処分しなければならない場合があります。

 

⑤ お酒を墓石にかけない

故人がお酒が好きだったからとはいえ、お酒を墓石にかけるのはやめましょう。

墓石が変色したり錆の原因になってしまうからです。

お酒はかけずにそのまま置いておくか、器に注いでお供えしましょう。

 

⑥ 霊園や墓地のルールを守る

お墓参りの際は霊園や墓地のルールを守りましょう。

例えばお供え物の持ち帰りルールだったり、お花やろうそくなどもそのまま置いていってはいけない場合もあります。

霊園や墓地で禁止とされていることはしないように。

 

お墓参りのよくある質問 Q&A

最後にお墓参りのよくある質問について回答していきます。

 

友人のお墓参りの場合、持ち物は変わりますか?

基本的に変わらないですが、掃除道具は持参しなくてもいいでしょう。

お墓の掃除や管理は基本的に親族が行うからです。友人の場合は掃除をする必要がないケースがほとんどです。

 

お墓参りは1人では行ってはいけないのですか?

結論、1人で行って問題ありません。

「お墓参りは1人では行ってはいけない」とよく言われる理由は、昔のお墓が山場や足場の悪い場所にあったからです。1人で行くと危険だから行ってはいけないとされていたわけです。

今現在では、目の付きやすい場所にお墓があったり、整備された霊園も多いので、気にする必要はないでしょう。

 

お墓参りに行ってはいけない日はありますか?

結論、ないです。

仏滅や友引などの六曜を気にする人もいますが、六曜と仏教は全く関係ありません。

あなたが行きたいときにお参りをしてご先祖様に会いにいきましょう。

 

お墓参りの時の服装はどんな格好をすればいい?

私服で問題ありません。

とはいえ、派手過ぎる服や露出の多い服装などはふさわしくないので避けましょう。

 

お墓参りの作法は、宗派によって違うの?

結論、お墓参りの作法には、宗派ごとに大きな違いはありません。

ただ、その地域の習わしなどによって違いがある可能性はあります。

また、お参りの際に唱える言葉は宗派によって変わります。

南無阿弥陀仏 (なむあみだぶつ):浄土宗、浄土真宗、天台宗

南無妙法蓮華経 (なんみょうほうれんげきょう):日蓮宗

南無釈迦牟尼仏 (なむしゃかむにぶつ):曹洞宗、臨済宗

南無大師遍照金剛 (なむだいしへんじょうこんごう):真言宗

 

神道式のお墓参りの作法について

神道の場合でも、仏教の初盆(新盆)=故人が亡くなって初めて迎えるお盆にはお墓参りをします。

神道では初盆のことを「初盆祭」「新御霊祭(あらみたままつり)」と呼びます。

その他にも仏教と同様に、祥月命日 (毎年の命日)、年忌法要にあたる式年祭に合わせてお墓参りをします。

仏教ではお線香を焚いて「焼香」をするのに対して、神道ではろうそくを灯して「玉串(榊)」をお供えします。玉串とは榊の枝の部分に白い和紙をつけたものです。

そして、神饌(しんせん)と呼ばれる酒、米、塩、水のお供え物をします。

置き方は、米が中央、上から三角形に見えるように、手前側の右に塩、左に水をお供えします。お酒もお供えする場合には、米の左右にお酒の入った瓶や徳利を置いて二列になるようにお供えします。

基本的には上記の通りですが、地域や霊園等のやり方によって仏教式との区別はあいまいだったりします。

そのため神道式でも現代では故人の好きだったお花や食べ物をお供えする場合もあります。

 

キリスト教のお墓参りの作法について

キリスト教では、仏教ほどお墓参りを重視していません。そのためお彼岸やお盆に一斉にお参りするといった習慣はありません。

キリスト教ではお墓参りは故人の命日に行うことが多く、仏教の場合、仏である故人に拝みますが、キリスト教の場合は、故人とともに神に祈ります。

お供え物の習慣もなく、菊やユリ、カーネーションなどの白い花を墓石に添えて、ろうそくに火を灯して祈りを捧げます。

ちなみに十字の切り方や祈りの作法や手順は宗派により異なります。

 

まとめ

今回はお墓参りの持ち物について紹介しました。

お墓参りに必要な持ち物は下記の7つです。

お墓参りに必要な持ち物7選

  1. お線香・ライター
  2. お花
  3. ろうそく
  4. お水
  5. お供え物・半紙
  6. 数珠
  7. 掃除道具

上記の持ち物をチェックリストにして忘れずに持参するようにしてくださいね。

また久々にお墓参りに行く方は、あらためてお墓参りの流れやマナーを確認してからお出かけください。

それでは今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

-お墓参り