お墓参り

お彼岸の食べ物(メニュー)・お供え物は何が良い?NGな食べ物も紹介

「お彼岸の食べ物やお供え物は何を用意すればいいの?出しちゃダメな食べ物はあるの?」

そんなお悩みにお答えする記事を用意しました。

この記事を読めば、お彼岸のときにふさわしい食べ物・お供え物について分かりますよ。

また、お彼岸にはNGな食べ物も紹介するので参考にしてくださいね。

 

そもそも、お彼岸とはどんな日?

お彼岸には、春彼岸と秋彼岸の2つがあります。

春彼岸は春分の日を含む前後3日間、秋彼岸は秋分の日を含む前後3日間、それぞれ計7日間です。

そもそも、お彼岸とは、仏教ではあの世とこの世が最も近づく時期と言われています。

そのため、お彼岸の時期には、お墓参りをしたり、仏壇に手を合わせることが慣習となっています。

また、お彼岸の時期は修行の期間であるともされています

亡くなった人を供養して感謝を捧げることで、自分たちが極楽へと渡るための善行を積む期間という意味もあります。

そのため、お彼岸の食べ物の中にも、修行の期間だからこそのメニューもあったりします。

 

お彼岸にふさわしい食べ物(メニュー)【5選】

それでは、ここからは、お彼岸にふさわしい食べ物(メニュー)を紹介していきます。

最初にまとめると以下の5つです。

お彼岸にふさわしい食べ物(メニュー)5選

  1. 精進料理
  2. 彼岸そば・うどん
  3. 赤飯
  4. いなり寿司・五目寿司
  5. 野菜の天ぷら

お彼岸にふさわしい理由も含めて順番に解説しますね。

 

① 精進料理

お彼岸の代表的な食べ物・メニューなのが、精進料理になります。

前述しましたが、お彼岸は自分自身が修行を積む期間でもあるので、修行の一環として精進料理を食べる意味があります。

精進料理とは、肉や魚を使わない料理になります。仏教では肉や魚などは殺生をイメージさせるため禁止としているからです。

具体的には、野菜、穀物、豆類、海藻、果物などを使って作ります。

出汁も魚は使わず、昆布や干しシイタケで取り、味付けは素材そのものの風味を活かすために薄味で仕上げます。

品数は、ごはん、漬物、汁物に、おかずが1品~3品あるのが基本となります。

精進料理は仏壇にもお供えします。この時は「御霊供膳」と呼ばれるお膳にのせてお供えするのがマナーとされています。

 

②彼岸そば・うどん

地域によって「彼岸そば」「彼岸うどん」といった呼び名で、お彼岸の時期にそばやうどんを食べる風習があります。

春彼岸(3月)、秋彼岸(9月)と季節の変わり目の時期でもあるため、体に負担の少ないものを食べたほうが良いという意味合いからです。

そばやうどんは胃腸にやさしく内臓をきれいにする食べ物と言われていて、また、「年越しそば」「運ドン」といった縁起が良い食べ物とされています。

もちろん、そばやうどんの具材にも肉や魚は使わず、野菜、山菜、油揚げなどの植物性食材を使います。

 

③赤飯

小豆の赤い色は魔除けの色とされているので、魔除けや厄除けの意味も込めて、地域によってはお彼岸の時期に赤飯を食べる風習があります。

ちなみに、お祝い事やおめでたい日に赤飯を食べるのも同じ理由からです。

ただ、地域や親族によって慣習は異なり、誤解を招く場合もあるので、準備する前に確認しておいたほうがいいですね。

 

④いなり寿司・五目寿司

いなり寿司や五目寿司も、お彼岸の代表的な食べ物です。

お彼岸には家族や親戚が集まるため、おもてなしの意味でお寿司をふるまい、食べるようになったとされています。

魚は使用しないため、握り寿司ではなく、油揚げを使ったいなり寿司、野菜や山菜を使った五目寿司が定番です。

 

⑤野菜の天ぷら

野菜やキノコの天ぷらは「精進揚げ」といって、精進料理のメニューの一種です。

春彼岸には、その時期に旬を迎える「菜の花」「タラの芽」「タケノコ」の天ぷらがおすすめです。

秋彼岸には、ナス、キノコといった季節の旬の食材を使うと良いですね。

 

お彼岸のお供え物にふさわしい食べ物【5選】

続いて、お彼岸のお供え物にふさわしい食べ物を紹介します。

以下の5つです。

お彼岸のお供え物にふさわしい食べ物5選

  1. おはぎ・ぼたもち
  2. 彼岸団子
  3. 果物
  4. 菓子折り
  5. 故人が好きだったもの

こちらも順番に解説します。

 

①おはぎ・ぼたもち

お彼岸のお供え物として定番なのが、おはぎ・ぼたもちです。

名前は違いますが、どちらも全く一緒のもので、餡子で餅を包んだ和菓子です。

呼び名が違う理由は、春彼岸には牡丹の花を見立てて「ぼた餅」、秋彼岸には萩の花に見立てて「おはぎ」と呼ぶようになりました。

餡子には厄払いの意味がある小豆が使われ、また、昔は砂糖が高級品であったので、先祖供養のための定番のお供え物になったと言われています。

 

②彼岸団子

地域によってはお彼岸の時期に「彼岸団子」というシンプルなお団子をお供えする風習があります。

彼岸入り、彼岸明けにそれぞれお供えをします。

ちなみに、団子の個数は地域によって異なります。

 

③果物

旬の果物もお供え物の定番です。

長い期間お供えしてもらえるよう、日持ちする果物が良いですね。

丸い形の果物は「円」=「縁起が良い」とされていて、メロン、リンゴ、梨、柑橘系の果物などがおすすめです。

 

④菓子折り

日持ちがする菓子折りも定番のお供え物です。

住んでいる地域の銘菓などを持参すると良いですね。

 

⑤故人が好きだったもの

故人が好きだったものをお供えするのも良い供養になるためおすすめです。

ただし、お供え物はその後食べるものなので、誰でも食べれるものから選ぶと良いでしょう。

また、仏教の教えにより、肉、魚、アルコールは避けたほうがいいですね。

 

お彼岸に向かないNGな食べ物

一方で、お彼岸の食べ物やお供え物に向かない食べ物についても紹介します。

まとめると以下の通りです。

・肉・魚

・五葷(ごくん)

 

肉・魚

仏教では殺生を禁止としているため、牛・豚・鶏といった肉類や魚介類などは使用しません。

そのため、お彼岸の料理で使うのも、お供え物としてもNGとなります。

ちなみに、出汁を取るのも煮干しやカツオ節はNGとなるので、昆布や干しシイタケなどを使いましょう。

また、卵については地域によって扱い方が違うようです。

 

五葷(ごくん)

仏教では、匂いのキツイ食材は修行の妨げとなるされ禁止されています。

その中でも、「五葷(ごくん)」と呼ばれるニンニク、玉ねぎ、ネギ、ニラ、ラッキョウは料理やお供え物にするのは避けましょう。

 

お彼岸の食べ物に困ったときのアイデア

お彼岸の準備をしたいけど時間がない、結局何を選べばいいか迷っているといった方に、こんな方法もあるので参考にしてください。

 

フリーズドライの精進料理

引用元:楽天市場

精進料理を準備するのは大変です。そこで、精進料理をフリーズドライにした商品を使うのはいかがでしょうか。

お湯をかけるだけ、レンジでチン、お鍋で温めるといった方法で簡単に精進料理が完成します。

ご先祖様にしっかりお供えしたいという方は、お供え用のセットが買ってみてはいかがでしょうか。

 

お麩のお吸い物

お麩は、仏教の伝来とともに中国から日本に伝えられた食べものと言われています。

昔は小麦が高価だったため、小麦を原料とするお麩は庶民は口にできないものでした。また肉・魚を禁じられている人にとってはお麩は貴重なタンパク源でした。

そうしたことから、古くからの貴重な献上品とされてきたお麩はお彼岸にふさわしい食べものの一つです。

こちらも一から料理を準備する必要はなく、お湯をかけるだけのフリーズドライの商品が売っています。

急な来客があったときなどに、お出ししてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回はお彼岸にふさわしい食べ物・お供え物について紹介しました。

お彼岸の準備をしっかりやりたい、ご先祖様の供養のためにお供え物も完璧にしたい、という方は是非本記事を参考にしてみてください。

それでは今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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